
KeyStudio
ユーザーガイド
13
ジを送信する前に両方のバンク・チェンジのメッセージを送信する必要がない場合があります。こちらのバンク・チェンジのメッセージを使用するかについて
はご使用になるシンセサイザーやソフトウエアの取扱説明書を参照して下さい。
ほとんどの
MIDI
機器がプログラム・チェンジ・メッセージに対応し、また多くは
GM
規格のリストに従って分類されています。一般的に
GM
機器では、機器
ごとに同じ方法でサウンドが整理されています。ピアノのサウンドはこの場所、ストリングスのサウンドはあの場所、ドラムは、、、という風に続きます。全
ての
GM
機器(ハードウエアと
DAW
の音源モジュール両方)はそのように明確に分類され、
GM
規格のリストに従いいかに順序良く並んでいるかがわかりま
す。
GM
機器が
MIDI
プログラム・チェンジを受信すると、
GM
サウンドセットから予想通りのサウンドを呼び出します。
GM
機器でない機器は全て、
MIDI
プ
ログラム・チェンジを受信するとメモリからユニークなサウンドを呼び出します。
GM
機器でない機器のサウンドは規格通りの順番で配列されていないため、
使用するサウンドがメモリ・ローケーションのどこにあるかを確認しておく必要があります。
Native Instruments
の
FM7
や
Reason
のシンセ・モジュール等
の多くの
VST
インストゥルメントは、
GM
機器ではありません。
KeyStudio
からは、プログラムチェンジ、バンク
LSB/
バンク
MSB
メッセージを直接送出することができます。前述の「編集モードにおける
KeyStudio
の高
度な機能」のセクションを参照して下さい。
NRPN/RPN
ノン・レジスタード・パラメータ番号(
NRPN
)は、各機種固有のメッセージで
MIDI
を利用してシンセサイザや音源モジュールをコントロールすることがで
きます。
MIDI
の仕様でパラメータ番号を定義して、各メーカーが独自のコントローラを自由に利用できるように設計されています。パラメータ番号の中で共
通性が高いものは、米国
MMA
(
MIDI Manufacturer
s Association
)で登録されていて、標準的な
MIDI
規格の一部となっています(このため、レジスター
ド・パラメータ番号
RPN
と呼ばれています)。詳細は「付録
B
」を参照して下さい。各
NRPN/RPN
には関連する
2
バイトの数値で構成されています。
2
バイ
トにはそれぞれ
127
までのバリューが使用できます。(
RPN
または
NRPN
メッセージは
2
つの部分で構成されます。
1
つは
MSB
でもう
1
つは
LSB
です。この
両者を合わせて
RPN
または
NRPN
のコマンドを構成します。)合計で
16,384
のバリューが可能です。
MID CC
の
98
と
99
は、それぞれ
NRPN
の
LSB
と
MSB
を表しています。また、
100
と
101
はそれぞれ
RPN
の
LSB
と
MSB
を表しています(付録
B
の
MIDI
コントロールリストを参照して下さい)。
NRPN/RPN
を送信する場合は、ユーザーが設定した値と一緒にこれらのコントロールメッセージを送信しま
す。また、コース
/
ファイン・セッティングを指定する場合は、そのコントロール番号と設定値を送信する必要があります。コースセッティング(きめの粗い
設定)を選択する場合はコントロール番号
6
(
Data Entry
)を、ファインセッティング(きめの細かい設定)を選択する場合はコントロール番号
38
(
Data
Entry LSB
)を指定します。
NRPN
対応の機器は、取扱説明書に
NRPN
のデータシートが付属しています。
NRPN MSB
と
LSB
メッセージは必ず同時に送信される必要があります。こ
れに関してはご使用の機器の取扱説明書を参照して下さい。
Comentários a estes Manuais